
「近代の100年フード部門〜明治・大正に生み出された食文化〜」に認定されている、大阪府の「大阪の鉄板粉モン文化(お好み焼・たこ焼)」。
昭和初期~戦後にかけて定着した大阪の鉄板粉モン文化(お好み焼・たこ焼)。今では、大阪グルメの代表格でもあるお好み焼きとたこ焼きは、地元の人だけでなく、観光客にも愛される人気グルメです。
お好み焼は、小麦粉をだしで溶いた生地に短い千切りや粗みじんのキャベツを混ぜ、豚バラ肉をのせて焼く「豚玉」が代表格ですが、生地をひいて具材を重ねて焼く「洋食焼」も健在。濃厚ソース、青のり、削り節などをトッピングし、鉄板からテコで食べる人も多いのだとか。
たこ焼は、小麦粉をだしや卵で溶いたゆるい生地を鋳物や銅の鍋に流し込み、ゆで蛸を入れて丸く焼きあげます。濃厚ソース、青のり、削り粉など、トッピングもいろいろありますが、何もつけず、独特の食感とだしを味わうのもオススメ。また、さまざまな調査によると、関西人の8割り近くが家庭用のたこ焼き器を所持しており、「タコパ」として自家製たこ焼を楽しむ文化が昭和30年代から続いていると言われています。
大阪のみならず、全国的にも家庭や飲食店などで食べられているお好み焼きやたこ焼き。大阪を訪れる際は、ぜひ本場の味をお楽しみください。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-osaka/
【上方お好み焼たこ焼協同組合・道頓堀たこ焼連合会】
https://www.okotako.com/
https://konamon.jp/archives/category/takoyaki-teppan-conference